このレビューはネタバレを含みます
ウェスアンダーソンの尖った要素を全部詰め込んで凝縮させたような短編!
今回出た4つの短編映画のうち見たのは2本目だけどこの映画の方が好きだった。
ウェスの映像はロアルトダールの話とやっぱり良く合う。
映画は総合芸術とよく例えられるがこの映画を見て再認識した。ヘンリーシュガーが手に取った紺色の本の中身の描写が始まった時2Dで色画用紙で作ったようなアニメーションになったり、ジャングルの木々をかき分けるシーンも幼い頃に夢中になった立体的な絵本を読んでいるような感覚になった。
浮いている人の描写も背景に同化させた箱に座っていてクスッと笑えるのも良い。
他の短編もだけど、クレジットが手書きなのもイイネ!!