舞台挨拶上映に参加。北乃きいさん可愛かった。
さて、それはさておき。我が故郷、福井の物語である。福井県鯖江市は眼鏡枠の国内生産の9割を誇る地場産業。その名は全国に広がっている(はず)。
私は原作を7年前に読んでいる。当時は無名に近い作品だった。よもやよもや、7年後に映画化するとは不思議なものだ。
近代の実在する人物を取り扱っており、フィクションも入っているので全て事実と言うわけでもないが、人間ドラマ以外は概ね事実に沿っている。
新規事業ははじめは死の谷「デスバレー」があり、そこを乗り越えるかどうかが運命の分かれ道なのだが、本作でもその様子を生々しく描いている。
平たく言えば、倒産寸前の崖っぷちに立たされて、もうだめか?!と言うところからの、奇跡。
それが今の事業の礎になっているのだが、眼鏡に興味のある方は、ぜひ観て頂きたい。
ただ、冒頭が福井県推しなのは、ご愛嬌ということで。