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おしょりんのlabyrinthのネタバレレビュー・内容・結末

おしょりん(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

 『おしょりん』意味・・・・・田畑を覆う固い雪、厳しい冬が明けて春が来る頃。
この『映画おしょりん』そのもののような言葉。

皆さんの知る
福井県、メガネの聖地。

ちなみに、
メガネ産地世界三大は・・・・・、
福井県、
イタリア、
中国、

さて、ストーリーですが、

広がる一面の雪、子供達がいる・・・・・

明治38年、主人公兄は、冬の福井県に何か農業以外の産業を考えていた。
ある日、大阪へ出稼ぎに出ていた弟が、福井の実家・主人公兄に村をあげてメガネフレーム製造を提案する。
まわりに反対されるが、ある村の生まれつき視力の悪い少女に、お試しのメガネをいくつか試させてみると、少女の合うメガネと出会い、少女は初めてクリアな世界をみることとなる。
主人公兄弟は、反対されたが、挑戦の道へ進む。
もう1人の主人公妻も、子育てと家事で忙しい中、陰ながら支える。

しかし、苦労に作っても
『売り物にならない』と卸問屋に全部引き取って貰えない日々。
そして資金難の問題も出てきて・・・

最後の賭けに出る。

日本のものづくり博覧会への出品。

博覧会で1等賞・金牌賞をとり、
主人公の工場の技術が日本一を手に入れた、全ザックリストーリーです。

ほんと、あきらめないフレーム作りの人々、
支える主人公達、
資金難で、資金貸し出し代償に、
主人公兄と主人公妻は、離縁提案されたり、
主人公弟は、卸問屋の娘と結婚提案されたり・・・・・
金に為に提案をのむことなく、決して夢を諦めない素敵なストーリーでした。

メガネ作りのシーンで、
はじめの頃は全て手作業!勉強になりやすっ。
溶かして、伸ばす、そして熱さにもたえて・・・・・。

ただ、ビックリが・・・・・
1分2、3分どころか、ながめに福井県観光案内が、冒頭に流すのは・・・・・長過ぎでした。

あと、小泉孝太郎さんは、こわい顔・渋い顔つきは、似合わないかなぁ~
後半は、笑顔が出てきて素敵です。
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