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おしょりんのneokamakiriのレビュー・感想・評価

おしょりん(2023年製作の映画)
2.5
メガネ族としては見ておきたいところ鑑賞。観光映画の域を出ないという意味で、一般人にはオススメしない。史実に基づくと思われるが、博物館で流すには尺が長く使いづらいはず。

まさかの福井ニュースに始まり、シベリア超特急を彷彿とさせるかたせ莉乃をはじめ、大きめの演技が続く。クララが立ったシーンと、万歳三唱シーンはベタによい。とは言えありふれた展開でしかなく、博物館で子供と見れば良かったねで終わるのだが、一般映画としては厳しい。

特に森崎ウィンと北乃きいの関係がなぜ挿入されるかがわからず(観光映画として川原を映したかった?)、大きく足を引っ張る。このためにややヒールっぽく映る小泉孝太郎が可愛そう。結局、気合と根性と度胸とお金以外に、何が凄かったのかが伝わってこないのも、プロジェクトX的に厳しい。

甘めにつけようかとも思ったが、思い返すと良いところがあまり見当たらないので、この点とする。
で、おしょりんって何?
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