すずす

私がやりましたのすずすのネタバレレビュー・内容・結末

私がやりました(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

30年代を舞台に、ジェンダー問題を軽妙に笑い飛ばし、フランスで大ヒットした喜劇。

映画の舞台設定がサイレントからトーキーへの転換点という背景など、所々にアーカイブ・オマージュに溢れるのが、映画通のお楽しみ。

以下は物語。

1935年パリ。2人で部屋をシェアして暮らす、売れない女優マドレーヌと仕事のない女性弁護士ポーリーヌ。家賃滞納が続く中、プロデューサーの家に行った女優が憤慨して帰宅する。愛人として金を払うと言われ、レイプされそうになったのだ。
警察がやって来て、マドレーヌはプロデューサー殺害の罪で取り調べを受ける。身に覚えのないマドレーヌだったが、ポーリーヌの助言で犯人になりすまし、裁判でジェンダー不平等な社会について弁をふるい、無罪と共に、マスコミの注目を勝ち取る。
映画の主役が舞い込み、人生が一変する。しかし、証拠を持った真犯人は往年の名女優オデット。今や過去の存在に成り下がり、恐喝目的で2人の前に現れる。
支払いを拒否した2人とオデットは裁判に至るが、その裏にしたたかな魂胆が秘められているのだった---------

残念だったのは、台詞が早すぎて、一部字幕を追い切れない箇所があった事。
喜劇の難しさか、文化の違いか? 前半はさっぱり笑えませんでした。

字幕翻訳、私がやりました by 松浦美奈さん
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