カズザク17

私がやりましたのカズザク17のレビュー・感想・評価

私がやりました(2023年製作の映画)
4.0
これまで読んだ小説や観た映画では、罪を犯した・犯していないに関係なく、犯人でない事を認めてもらう為に、「私はやってません」と主張するのだが…。この映画では、罪を犯していないにも関わらず、犯人である事を認めてもらう為に、「私がやりました」とウソの主張をする。世間が注目する殺人事件の犯人=世間が注目する人となる。無名の女優が、自分の存在を世間に知ってもらい、有名になるには、ある意味手っ取り早い方法のように思える。ただ、思い通りに無罪と認めてもらえたから良かったものの、有罪となっていたら、有名にはなれたが人気者にはなれず…である。
少し早めの展開が心地いい、一昔、二昔前の懐かしい雰囲気が漂うコメディ映画。