江崎さんのキレのあるサドっぷりがすばらしかったし、コスチュームや屋敷の内装、小道具などもよかったけれど、SMの精神性が曖昧でなんだかみていて暗い気持ちになってくる。女が主体になるのはもちろんいいけれど、和地さんは特にSMに目覚めるわけでもない結末がいまいち。白ワインとエビグラタンで自慰などいいアイデアだけど、せっかくジュエリーショップなのにコタツ?とか思い出すといろいろ言いたくなるが。磯村一路らしいセリフが出てくるのが少し嬉しい。和知さんといえば磯村監督の「ニュータウン暴行魔」フィルマークスに登録されていない。