トシオ88

九十九本目の生娘のトシオ88のレビュー・感想・評価

九十九本目の生娘(1959年製作の映画)
3.8
今は亡き大井武蔵野館😢でウン十年前に観た幻の邦画をまた鑑賞できる時代が来るとは😆

「獣人雪男」「ノストラダムスの大予言」等と並び、幻の日本映画と呼ばれて一度はVHSで奇跡の発売がされたがすぐに絶版。それがこの21世紀にまさかのリリース😆😆🤩

物語は…「日本のチベットと言われる岩手県(劇中台詞まま)」の北上山地奥地に秘伝の刀を作る部族が住んでいた。彼らの刀鍛冶作業には処女の生き血が秘儀として必要であり、99本目の太刀製作には、その生贄として菅原文太扮する主人公警官の恋人がターゲットとされるのであった…😨

全体的に起承転結が明快な怪奇色豊かな娯楽作品と言った感じ。文太兄貴も二十代のフレッシュルーキーで兎に角若い😆
当時は新東宝のハンサム・タワーズ😊という売込文句だったらしい。そして他には、新東宝定例メンズ沼田曜一も寺の住職役でしっかり活躍(今回は良い人役)。

様々な点から、販売見送りとなっていた本作、クライマックスの弓矢を持って抵抗する部落民を拳銃他火器で鎮圧する岩手県警☠️昭和30年代にこうした作品を上映してもなんら問題なかった、当時の時代背景が偲ばれる🎬

これからも新東宝の幻作品が続々と販売される模様😃東宝も潤沢なライブラリーがあるのだから、負けじともっと頑張って出して欲しいっす。
まずは「ノストラダムスの大予言」をお願いしまーす😃🎬
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