"遺灰に何の意味があるんだ。ハッキリ答えてくれよ。" "ここだ。ここなんだよ。"
by ヴィンス
誰かを弔う気持ち。
そこには言葉では言い尽くせない想いで溢れている。
楽しかったことも、悲しかったことも。嬉しかったことも、辛かったことも。
あなたと出会えたからこその人生の彩り。わたしの中のあなたは、今も笑顔のまま。今も愛を囁いてくれている。
ある人にとっては、永遠の恋人であり。父親であり。親友である。
それぞれがジャックとの思い出に触れる。
もう、目の前に彼はいないけど。心の中で、まだ生きているの。だからこそ、より感じてしまうのです。
戻ることのできない、あなたと過ごした輝かしい時間へのノスタルジーと。あなたのいない、これからの時間へのセンチメンタル。
まだまだ。もっと。
くだらないお喋りをしながらお酒を飲みたかった。
他愛のない喧嘩をしてたかった。
将来について語りたかった。
親孝行をしたかった。
愛を紡ぎたかった。
気がつくと、後悔ばかりになっちゃうよね。だから、せめてでも。最後のあなたの願いだけは。わたしたちが。あなたを大好きだった、わたしたちができる最後のご挨拶だから。
物語の時間を重ねるごとに深まっていく、それぞれのジャックへの想い。おジジィ4人衆のほんわか&ほろビタなロードムービー。大きな存在を失った切ない湿っぽさと。どこかご陽気な彼らのキャラクターのギャップが絶妙で。
泣きたい時こそ、笑ってなくちゃいけない。あいつの為に。ちょっとさぁ…おれとあいつとの思い出を聞いてはくれないかい。みたいな。
何とも表現し難い喪失感の機微が伝わってきた感じがしたの。
際立つ"何か"があるわけじゃないけど。そのナチュラルな感じがよかったよね。
僕にとっては、浸透率高めだったかもん。
今度はオレがおごるよ
だから もう一杯だけ飲もうぜぇい
あなたと飲むお酒が美味いから
永久に 永久に
Cast(役者·キャラ) 4
Story(物語) 3.5
Architecture(構成) 3.5
Picture(画) 3.5
Acoustic (音) 3.5
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