新宿ピカデリー完成披露試写会にて
綾野剛、柄本佑、さとうほなみ、荒井晴彦監督登壇
企画決まった時から楽しみにしていて、湯布院映画祭まで観に行きたいなと思っていた作品。
綾野剛と柄本佑のじめっとした映画なんて誰しも見たいに決まってんじゃんか。
観に行こうとしている綾野剛のファンの方々、荒井晴彦監督はピンク映画界の巨匠なのですよということだけは頭に入れて観に行って戴きたい。でも綾野剛の上手さと監督のサービス精神で、ファンの方は喜ぶ内容なのではないかな？と思った。彼としては新境地と言うかまた新しい経験をしたのだろうなと。やっぱり綾野剛は上手すぎるよ、上手くて信頼出来て、
とても好きな俳優さんのひとりです。
監督過去作火口のふたりが大好きなわたしですが、火口のふたりを最初見たとき衝撃的でしたもの。何度か観ていくにつれて良さが分かるようになった。今回もそうなるもいいな。この前の春画先生でタスクの濡れ場には耐性出来ていたかと思ったら濡れ場終わりかな？と思いきやまだかまだかと出てくるので笑ってしまったwごめんね。タスクはピンク映画の中ではお笑い担当なの？？笑ってしまったアンタ最高だよ。
わたしが子どもなのか、それなりに映画見てる割にまだ芸術（性的な面の）として噛み砕けないのか、それはわたしが母親だからなのか、女だからなのかは分からないけど一度観ただけでは分からなかった。女目線で観てしまっているからなのか、女の身体をなんだと思ってんだみたいな所は拭えず。女とセックスすんのは男の美学！みたいなのではなく、オトコはただ気持ちよくなって出すだけで女は辛い想いをしなきゃいけない、その後の物語をちゃんと目を逸らさずに映し続けるのはとても良かったと思う。言い争いのところとか。
ただ、撮影の仕方とか質感とか色の使い方とか音とかロケ地だとかアングルとかはやっぱりすげ〜！流石！て思いました。
面白ろエンドロールのせいで見るのそびれたんだけどアパートとかあれどこで見つけてくんの。風情あり過ぎていいなあのアパート、しかもモノクロだと尚更いいんだよな。あそこを下駄で歩くのもいい。劇中歌、ほぼ全て作曲宇崎竜童さんで「繋がり！！」て思った。あの曲もあの曲も宇崎竜童さんなのか！！初知り！
あと濡れた綾野剛と柄本佑を並ばせるなんて他の監督にはきっとできないんだろな。荒井監督の撮りたい映画、撮れたんだろうな撮ったんだろうなと言う気持ち。まだまだ若輩者なのでまた見返して細かいところみてみます。
ぶっちゃけ個人的に女の子に魅力を感じていなくて、キャスティング聞いたときなんでこの子？と思ってしまったけどまあ本編観たらそこそこ気持ちも変わるやろと思ってたらやっぱり変わらなかった。それはもう好みですよね。だから何故この男達がこの女に拘るのか、そんなに良い女なんか？？他にもおるやろくらいに思ってしまったので物語に入り込めなかったのかもしれない。これは本当私個人の責任。ただ、代わりに誰か居るかしら？この年代で？？と思ってもここまで脱げて務めあげられるそこそこ有名な女優ってのが中々思い浮かばないのでこの人で良かったのかもしれないです。でもカラオケは綾野剛単独のを聴きたかったな。
遅い時間上映だからか、隣の人は舞台挨拶終わったら帰っちゃったし、エンドロール観ずに帰っちゃった人はお宝映像観られたのにホント勿体ないねって思ったよ。映画は最後まで観るべし！！！
タスクがバッドランズのサクラちゃんと同じ「皆さん共犯者ですからね？？！！」て言っててなんかニヤニヤしてしまった〜
みんな素敵だった。
中々難しい映画だった。脚本が文学的だなぁ。何回か観たら分かるかな。私はまだまだ子どもだなぁ…綾野剛はやっぱり上手いなぁ…発声からしてもう別人ですよ。素晴らしい✨綾野剛と柄本佑の濡れた男の並びが何とも色っぽい。いや〜ふたりの共演が観られてありがてぇ世界だったよ。
柄本佑が万葉集について語らされていて、お？来年の大河の話かい？？て思ったwww あやのごとタスクが劇中で何本煙草と酒を開けたのか調べる仕事をしたい。
素人の感想ね。
情緒的に言うと、梅雨の文学的な恋物語。
アホ丸出しの感想で言うと、綾野剛と柄本佑のセックス耐久レース‼️
あんなに泥酔してるのによくまあお立ちになりますことね！尊敬！！
あと、タスクが小さい設定は説得力がない気がしました(爆)
女優さんが綾野剛と柄本佑のファンなんですと仰っていたがもしそうだとしたら推しと濡れ場出来て良かったッスね！！って思いました！
塩田監督もだが百合が好きなんですかね？？たしかに百合は美しいかもですが、ここまで来たらなんなら柄本佑と綾野剛のBLどうですか？とか思ってしまった。BL好きでは無いけれど、やんのか？やんのか？？て少し思ったから。やっぱりピンクの方はBLは邪道てきなところあんのかな。
なんか、あとから色々考えることが出来る映画は良い映画だと私は思って居るので
やっぱり巨匠なんだなと思いました。
劇中「とめられるか、俺たちを」
のモデルとなった若松さんも出てきていた。ピンクの監督にちなんで、かな。
荒井監督の映画に出てくる料理はいつも美味しそう。人間の三大欲求、性欲、食欲、睡眠欲に沿ってなのだろうか。。
ホッケにマッコリは今度挑戦してみよう。キュウリを吸った焼酎は不味そうだけど。
サクラちゃんのパパ、タスクの義父の奥田瑛二氏も出演されていて楽しい現場なんだろうなって感じ。
あー、湯布院映画祭行って直接荒井監督と飲みながらお話したかった。ずっと心のこり。そればっか考えている。
2023.11.11
テアトル新宿舞台挨拶追記
Twitterより抜粋なので時系列おかしいです。
2回目観るとやっぱり感想変わる。
細やかな人物の感情描写が把握出来た。
栩谷は心の底から祥子の事を愛してたんだよ。だって先に鍋よそってあげたり階段降りる時気をつけてとか言ったりしてたじゃん。そうやって愛されている事に祥子は気付かなかったんだよ。そういう女はまた他をさまよってさ、いつまでも愛を探し続けるんだよ。栩谷は優し過ぎるよ。
私どうしても祥子の事好きになれないなあとずっと思ってみているんだけど、よく考えたら男にとって「良い女」ってのは女にとったら「嫌な女」なんだった、って事思い出したよ。
だから納得した。
あやのんはほんと上手いなぁ〜
ラストの1分観るためだけに2000円払ってもいいくらいだよ。
エンドロール笑ってたずっと。
綾野剛の濡れ場って芸術的よな。
ヘルタースケルターとそこのみにて光輝くからずっと思ってる。
服の脱ぎ方とキスの仕方がめちゃくちゃカッコイイ。
レビューちらちら観てるけど、やっぱり役者のファンがたくさんついてる映画は評価が高くなるな…(綾野剛)
評判良くて何より！
柄本佑、きゅうり喰いすぎワロタ🥒
雰囲気とか売りは同じ系統だけどベクトルは全くの逆だもんな。
役でもあやのんは落ち着いたそこそこ遊び慣れた男、たすくは遅めの童貞喪失からのマジックマッシュルームだもんな。若干宛書きなのかと思ってしまった。
タスクもあやのんも、自分でとても勉強して語彙力を培って来ている人だな、といつもお話する言葉やインタビュー記事を拝見すると思う。脚本もしっかり読み込むタイプなのだろう。受け答えが丁寧で質問にも的確に、聴いてる観客へも分かりやすくてすごいな、場数踏んでないと出来ないよなと思った。
てか祥子は女優を続けたかったのなら何故避妊しなかったのか。そこは大事だぞ。(現実的な話)
あと、堕胎したからってその後の妊娠には影響はないです。寧ろしやすいと友達が言ってた。祥子は思い込みの激しい女だったのだろう。だから心中した。
さとうほなみに酒をぶっかけられて綾野剛にお顔を拭かれる奥田瑛二ぃ、なんか可愛らしかったな☺️
私もぶっかける役かお顔拭く役、どちらでもいいからやりたいwww
そしてまた私の行った回ではない舞台挨拶ではタスクがゴジラのこと言ってたみたいで、どんだけ嫁好きなんだよコノヤロウご馳走様！！である。サイコー。
自民党や津波や噴火や原発の事サラッと入れて立ちションさせるの、The 荒井晴彦監督！って感じだった。
あと、しゃぶしゃぶやたら美味しそう。
回数重ねる毎に感想が変わってくるから、映画って面白いんだなと思う。
結果
花腐し、ここへ来て全てマジックマッシュルームの幻覚か、それとも全て栩谷の妄想だったのでは無いかとさえ思えてきた。こういうピンク映画を撮りたかった栩谷、の物語。
てか。全然関係無いけどわたしのレビューをニュアンス替えてまんま同じような感想3作品くらい丸写ししてる人見つけてビックリしてしまった。感想って自分の言葉で書くんじゃないの？？
