このレビューはネタバレを含みます
映画制作に関わる2人の男のある女に纏わる思い出話。
久しぶりに綾野さんを映画館で観るぞ！！という目的で映画館に行ったので前情報一切なく観たんですが、、R-18ってこっちか。
ああそっちね、と気付いてからも想像以上に濡れ場が多くてもう色んな意味でチベットスナギツネの顔してた。笑
ただ終盤の、リンリンに突っ込まれてる伊関はさすがに笑ってしまった。なにあれ。笑
ピンク映画の監督・栩谷は同棲していた祥子に別の男と心中され、実家の葬式に行くも入れてもらえない。心中の相手は友人でもある、映画監督の桑山。
懇意にしてる制作会社もジリ貧、家賃を待ってもらうために大家のところに行くと、所有する古アパートを取り壊してマンションを建てたいが1人立ち退きに応じない住人がおり、彼を追い出してくれたら家賃分にプラスでお金をくれるという。
仕方なくアパートに行くが話にならない。が、聞くと、彼もシナリオ書いていたらしい。
そして彼らは過去にそれぞれ交際していた女性の話をはじめる。
観客には初めから彼らの話す女が同一人物であることがわかっているのだけど、彼らはそれに気づかず話をし続ける。
かなり終盤まで気付かないのがなんというか…笑
ちょこちょこクスッと笑える要素もあったかな。
しかし…エロにエモを感じないタイプなので、やたら喘ぎ声のシーンが長くて多くて、、たぶん私は生活感のあるセックスを見せられても「はあそうですか」としかならないんだと思う。このセックスで2人の気持ちが…とかそういう場面でもなかったので、観ている間はこれ演じてる時何考えてるのかな…とかどうでもいいこと考えてました。喘ぎ声とかさ。
でもピンク映画とかAVに関わる人の話なので、そこまで違和感はない。とか言えるアレではないんだけど。知らないので。
途中で伊関の部屋の奥から女性の喘ぎ声が聞こえてきたり(栩谷はわりと始まりから聞こえてる)、きのこでぶっとんでみたり、なんだこりゃと韓国バーに行ってみたり、途中の展開も書き出してみると色々起こってる。
しかし発覚までが長いのよ。笑途中でもしや…？とか思わない？笑
戻ってからのごちゃごちゃもなかなかでした。笑
エンドロール、劇中で祥子が「さよならの向こう側」を歌うシーンがあって、エンディングはそれなんだな〜と聞いてたら、途中から映像まで入ってきたｗさらには栩谷が入ってきて、最初は低く歌ってたのにラストは原キーで歌うという楽しい映像でした。
