スワヒリ亭こゆう

花腐しのスワヒリ亭こゆうのレビュー・感想・評価

花腐し(2023年製作の映画)
2.2
映画館で観ようとして止めた作品だったのでNetflixの配信で観れたのは良かったです。
内容はあんまり下調べしてなかったんですけど、何だかいやらしい感じはしていたんです。
そうしたら主人公・栩谷(綾野剛)の職業はピンク映画の監督で、ある日とある事からアダルトDVDの脚本家の伊関(柄本佑)に出会う…という映画でした。
ヒロインはさとうほなみ。映画の冒頭で男と心中してしまった祥子を演じています。

栩谷と伊関が過去の女の話をお互いにするが、二人がするその女は祥子の話。
原作は小説。芥川賞を受賞した小説みたいです。
小説を読んでいないんですけど、二人の話す過去の女が同一人物の祥子だったのは分かりながら話を進めるんでしょうか?🤔
映画だと同じ女性だと観ていれば分かるんです。さとうほなみですから。

話をしている栩谷と伊関はお互い知らずに話している。その可笑しさが表現されていれば面白い話になるのに勿体ないです。

ハッキリ言って最後のオチはあんまり好きじゃない。
何だか勿体なかった。それまでが凄く良かった訳ではないけど、一気に瓦解してしまった。