ひでG

花腐しのひでGのレビュー・感想・評価

花腐し(2023年製作の映画)
2.9
ごめんなさい🙇‍♀️ これは合わなかったなあ、
荒井晴彦脚本・監督作品は、「火口のふたり」もどうもピンとこなかった。そーいえばあれも柄本佑主演だったな、
(でも、まだ「火口のふたり」の方がセックスにのめり込む、のめり込むと世間が後退していくさまは面白かったけど)

柄本佑と綾野剛、ピンク映画の脚本家と監督、落ち目業界の典型みたいな世界、その
腐りつつある雰囲気が映画全体が湿って、怠惰な感じにしている。

2人が昔付き合っていた女(女性でなく女)について酔いながら、思い出として話していく。現在は色を無くしたモノクロ。
思い出はカラー。
2人は実は同じ女と付き合っていた。それを演じるのが、さとうほなみ。最近、テレビドラマでも顔を見かける女優さん、思い切り身体も張って演じているのだが、、、

どうもこの映画に乗れなかったのは、この主要3人と観ている私の関係が深まらなかった。
2人の男は、付き合っている時は、この女を邪険に扱ったり、女優を目指していることを揶揄したりしていたが、今となってはノスタルジックな気分に浸っている、と描いているのだが、、んん、どうかな?

2人の男の回想、綾野剛は常にボソボソ喋るのに、柄本佑は、ボソボソでも良く聴き取れる。

それから、終盤、モノクロ(現在)の2人の男のセックスシーンがかなり長く描かれるのだが、、んん、いるのかな、これ?
って思っちゃった。
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