わんぱく長助

首のわんぱく長助のレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
3.7
たけしのお遊びに付き合わされた。たけしにしてやられた。

人がポンポン死んでいく。ギャグテイストだが生々しくもある。そのイカれた世界を、遠くの安全席から眺めることで得られるカタルシスが堪らない!

でも、最終的にはどっと疲れて終わる。仕事なんか行きたくなくなるし、家に帰ってから何もする気が起きない。唯一残された感情は、「またこんな風にぶっ飛んだ世界を覗きに行きたい!」という切なる思い。

まるで、麻薬のような映画。これがいいんじゃない!