UGA

首のUGAのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
2.5
歴史に全く興味なかったが、敬愛する北野監督とあらば、予習しまくった上である程度知識を携えて、出陣して参りました。

結果、イマイチ笑。
うーん、『アウトレイジ 最終章』の時にもうセンス枯れたのかなと思ったが、今回でほぼ決定づけられたかもしれない。予告観てた時期が1番楽しかった。
ほぼ加瀬亮の信長で持った気がする。ギャラ3割増であげてくれ。彼がいなかったら観てられなかった。秀長、官兵衛あたりも悪くはないが。
本人も当初出る気はなかったらしいが、やはり秀吉はたけしじゃない方がよかった。そこにいるのは「ビートたけし」でしかなく、終始ボヤいているジイさんといった印象。ひょうきんな面と、残虐な面の対比が欲しかった。案の定キム兄も出しゃばり過ぎ。悪い意味でテンポが良いというのか、本能寺の変も中国大返しも、ポンポン進み過ぎな感もあった。
全体的にコメディ色が強く、緊迫感に欠けていたのが難点か。構想30年というが、20年前とかに撮ってたらどうなっていたのかは気になる。
ともかく、歴史を前もって勉強し過ぎたのが裏目に出た。秀吉はこんなんじゃない、明智にしては若い、家康にしては老け過ぎ、と気になり放題であった。

ヒソヒソ話してる奴いたが、おみゃーらどーゆー教育受けてきたんだて!!
UGA

UGA