このレビューはネタバレを含みます
・今まで観てきた映画の中でもだいぶ評価が難しい。予告でみた時代劇的アウトレイジ感を全面に期待した結果、そこが悩みポイントの一つ。
冒頭の出だし（起承転結の起）はかなり良き、死と隣り合わせの緊迫感や加瀬亮演じる織田信長の暴君ぶりから感じる恐怖をまじまじと感じてゾクゾクする。
・ただ、起承転結の承あたりから「んー、、？」
でその感じがずっと続き、エンディングで「終わりか、、（解釈できてない）」的な心情の動き。展開ややってることはアウトレイジとなんら変わりはないものの、時代劇特有の言い回しが理解できず、相関関係が分からなくなってしまったのが個人的には大きい。あとは時代的に仕方ないけど人の死がインフレしすぎて緊張感が継続できなくなってしまったのをあるかも。
・今回は「笑い」の要素が良くも悪くも効いているのも個人的に解釈できてないことの一つ。
一連のそれが、秀吉の人柄を反映してのものなのか、はたまたそれが今回ビートたけしが思いついた表現方法なのかわからない。
・男色の文化は武士の嗜みとして確かに存在したものかもしれないが、本作のメッセージに大きな因果関係はなく、少し受け入れ難い描写もあった。
・重要な本能寺の変はこんなかんじ？！重要人物の信長の最期はちょっと残念、、
