opoko

首のopokoのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
4.0
2023/11/25鑑賞、ミッドランドスクエアシネマ2

フォロワー様の評価は賛否わかれるが、週末朝一の上映で観てきました。

客入りは4割くらいなのに、なぜか自分の両隣は埋まってる。あれ?
思わず、席変わろうかと思った、隣のおじいさん途中で携帯見るし・・
まぶしいんだよ。

コント時代劇ですね。面白かった。
私は「アウトレイジ」にはまったので、かっこいいバイオレンスと、キャストが多くて、それぞれかなりの見せ場があるのが好み。

本作はカッコよくはない。キャストが多くてそれぞれ見せ場があるのはドンずばです。
主役は、ビートたけし(北野武ではない)なんだけど、同じくらい見せ場がある、加瀬亮演じる振り切った信長、遠藤憲一演じるホモ野郎(失礼)荒木村重、光秀のイメージが大きく変わった西島秀俊演じる明智光秀、出番は少ないけど、農民から成りあがりたい中村獅童、芸人のキム兄。
秀吉率いる、浅野忠信演じる黒田官兵衛、大森南朋演じる秀長、出るわ出るわ。チョイ役でもメジャーな役者が目白押し。

北野映画は、メジャーキャストのオンバレードじゃないとね。

ビートたけしの秀吉は、どう見てもコントにしか見えない。
ビートたけしって、どの映画でも話し方は「ビートたけし」なんですよ。
今回、ひょうきん族(皆わかりますか?)の1シーンを見てるようでした。たけしのコントって年代的にウケる、ウケないがわかれそう。

信長演じた加瀬亮さん、常に首筋の血管浮かせての大熱演。
秀長演じる大森南朋さん、ひげとおでこ出してるせいかお父様(麿赤兒)に生き写しかと思うほど激似(親子だったのね)。
キム兄は、キム兄そのままだったけど、美味しい役だったと思う。

キャストの熱演を見るだけで観に行く甲斐はあります。
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