ポポ

首のポポのネタバレレビュー・内容・結末

(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

役者の演技、特に中村獅童さん、加瀬亮さん、遠藤憲一さんがすごく良かった。
衣装も美術も良かった。

惜しむらくは脚本。
「武士の価値観を百姓の秀吉がバカにする」てのがやりたい事で、そこに戦国(侍の時代)の終わりなどを見出す事も出来るのかなと考えるとテーマはわかりやすかったが、
群像劇で主軸になる人物がいない&感情移入できる人物もいないのでずっと離れたところで観てる感じでのめり込めなかった。
1人として変化も成長もしないのも。


構想30年って宣伝文句見た時に感じた懸念はまさにその通りだった。
構想長い作品は、作者も思い入れが強くなりすぎてエピソードの取捨選択が甘くなり、微妙になるのよ………
ポポ

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