ブルース

首のブルースのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
5.0
北野組の俳優が多数出演されていて、楽しい131分で退屈する場面は全く無いのが素晴らしい!どの場面も曲者ばかりで油断できない。信長役の加瀬さんの吠えが面白くてネコみたいに可愛く見えるから不思議やね。羽柴軍の3人の掛け合い、台詞の前に顔が笑ってるもん(笑)家康の影武者の場面も面白かったなー。影武者が居なくなり居ないとまずいから俺が座るかーと家康役の小林薫さん、軽いねー(笑)
村重役の遠藤憲一さん、らしさ全開で最高やね。明智役の西島秀俊さんとの愛、ラブシーン良かったね。最期は切ないけど。

タイトルの「首」だけに?気持ちいいくらいに首が切れる。信長の首も綺麗に落ちたもんなー(笑)織田軍の家臣に黒人!馬に乗ってるし、これは日本の戦国時代映画で初めてじゃないかな?これは流石にやり過ぎかなと思っていたら、パンフレットに弥助の記実があった。信長が珍しがり側近に置き弥助と名付けたそう、はじめて知った。

出演してる全ての役者さん達が生き生きと戦国武将を演じられていて、贅沢な映画やなーと思って観てました。

秀吉が「死んだとわかりゃ首なんていらねぇんだよ!」と光秀の首を蹴る場面で終わるラストで終演。
もう少し観たかったかな。
続編出来ないかなー(^^)
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