「バイオレンス！愛憎劇！笑い！とミックスされた北野武流時代劇！」
予告の雰囲気からは戦国時代版アウトレイジかとも言われてましたが、現代よりもさらに命の軽かった時代であっけなく人が死ぬバイオレンスな世界観や無事同士の忠誠や愛情が混ざり合ったような男色もありつつの愛憎劇、たけしさん達を中心とした緩いやりとりコメディなど新しいものが観れました。
監督としてはきっと後期の作品にもあたってくるので色々と試しているのが分かる一筋縄ではいかない雰囲気がよかったです。
浅野忠信さん、大森南朋さん、北野武さんの3人のかけ合いが実に面白かった。たけし軍団からは殿と言われるたけしさんですが、きっと戦国時代に生きていても実際こんな感じて時に面白く、時に冷酷に人を従えてたんじゃないかと思わせてくれるハマりぶりでした。
予告でも大暴れしてた加瀬亮さんの信長も最高でした。
