戦国版『アウトレイジ』かと思いきや、アウトレイジ版『風雲!たけし城』だった。笑
タイトルに偽りなく吹っ飛びまくる数多の首。
息をするかの如く当然に、次から次へと行われる殺生。
残酷でグロテスクで、色んな意味で目を覆いたくなるシーンの連発に「こんなんもう笑うしかない!」という境地に連れて行かれ、映画館は乾いた笑いに包まれる。
「もう大河ドラマなんて生温いもん観んのやめろよ、姉ちゃん。どうするもこうするもねぇだろ。だって生きるか死ぬかしかないような時代だよ?」
たけしにスクリーンの奥からそう呼び掛けられた気がした。
これが戦国。これぞ世界のキタノ。