この映画はカンヌ映画祭の
ワールド・プレミア上映だったらしいが、
ある程度日本史を理解していなければ
このストーリーの流れと
アジア人の登場人物自体を画面上で
認識するのはなかなか難しいのでは？
現地の実際のところの
評価はどうだったのだろう？
面白かった。加瀬亮さん最高！
この織田信長で1年間NHK大河ドラマを放送してくれたら受信料を3倍払う♪
でも、いちばん良かったのは柴田理恵さん。
「アタシ？？」
これには異論はあるまいww
というか、この映画の解釈の方が正しいような気がするんだよね。徳川家康だって「影武者クソ野郎」の方が正しいよw
「日本の歴史上の偉人」みたいな連中なんて所詮「勝者の歴史」によってデフォルメされているだけでしょ。戦国武将の有名人は頭が凄くきれるのだけは認めるけど。
映画全体的な感想ですが、
素人が偉そうに思ったのは
「編集というのは本当に難しいんだなぁ」
ということ。
例えば『七人の侍』
あれだけの長尺にも関わらず
編集に無駄な部分がひとつもない。
脚本の流れも見事なんだよね。
翻って、この映画は編集作業にいろいろと？？があるような。
これが1クールのTVドラマならばなんの問題もないんですけどね。一応、史実というものをなぞらなけれならないので、映画的にはどうしても間伸びしてしまうし、有名どころを何人も招集したために（カット）しづらくなったのかな。「このシークエンスは全編カットしたらいいのに」というところはありましたね。
とは言え、
弓矢が突き刺さる、あの凄い音などは
音響の良い映画館でしか堪能できないし
グロテスクだけどお笑いたっぷりの
エンターテインメント・ムービーで
とても楽しませて頂きました♪
