ナマケモノ

首のナマケモノのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
3.9
2023.11.27 No.254・AC越谷(IMAX)

初めて北野武が監督の作品を観た(先日の『アナログ』観たけどあれは原作者なので、監督作は初)。作品は楽しめたけど感想が難しい。しかも自分歴史が苦手なので、尚更書くのが難しい。

戦闘あり、グロあり、クレイジー信長あり、シュールな笑いあり、おじのBLありって感じ。タイトルが「首」なのでそりゃそうだが思ってた以上に首がポンポン飛ぶし、しっかり切断する様子を見せてくる。冒頭、首を切られた兵士の体を蟹が歩いているのがキモかったですねー。でも一番痛々しかったのはナイフ饅頭。

史実を元に進みつつ、武の創作もそれなりに盛り込まれているので新解釈・本能寺の変という感じで楽しめた。キャストもかなり豪華で、本作を魅力あるものにしていた。

てっきり本能寺の変で終わりかと思いきや、その後もまあまあ本編残ってたので斬新だった。

最後もある意味衝撃的な終わり方で面白かった。なんか呆気なくてエンドロール中、口ぽかんって開けちゃってた。
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