まさ

首のまさのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
4.0
信長を演じた加瀬亮のぶっ壊れた狂気ぶりはハマり役で、アウトレイジで見つけたタケシの眼力は確か。松本人志を崇拝してるキム兄は、意外とタケシ映画にマッチしていて違和感が無かった。時代考証すると年代設定は滅茶苦茶だが、ラ・マンチャの男(50代)を演じている松本白鸚も54年間やってるし、その辺りは目くじらを立てる必要はないのかと。首というタイトルなのに、「首なんかいらねーんだよ」と首を蹴り上げ最後のボケをカマすタケシは流石、滑舌が悪いのもご愛嬌。「お金を掛けたスケールの大きな大衆娯楽」と捉えれば楽しい2時間だった。
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