ここまで画面に映る人全員がアホに見えるのすごい
暴力性とホモソに対する猛烈な批判なのは分かるけど、猛烈過ぎてもはや批判なのかこれ？となった
いや面白かった
首首言うてたり、簡単に人が死ぬのを
散々見せられると、本当に人生どうでもよく見えてくるな
いや、まあ、正しくはプライドとかホモソノリ塗れて生きてきた連中の人生のことを指しているんだろうが
いやー、でもこれを「これからめちゃくちゃ長いこと人生ありませ。どう生きますか？」ってスタンスじゃない人が作る勇気すごいな。私は、北野武が制作側で入っている映画をちゃんとみるのは本作が初めてで、シアター出てきたときにおじさんばっかりで慣れなくてびっくりしたと同時にまあ、北野武のファン層ってそこら辺かと納得したんだけど、「この作品をこの層にぶつける勇気すげえな？！」となる。いや、他の作品見てたら印象変わるかもしれん。
ホモソに対する批判でありながら、こう、「こいつらこんな関係性なら性愛関係にあるだろ」な"腐女子"的な思考を、無駄にロマンチックに描かずコメディチックにも描かずに真っ当に描かれるとこんなチグハグに見えるんだなと思ってしまった。いやまあ、今回はそこが焦点ではなかったから、心理描写を丁寧に演出せずに、その点に関してオーディエンスを置き去りにした結果だからチグハグに見えてしまうのかもしれないけど。
外から見た"腐女子"ってこう見えるのかな……笑
村重が素直で可愛げのあるキャラに仕上がっているのも"腐女子"っぽくて笑えてくるな……
