悪もエロも男たちだけでやってくれていてそれでいいよ〜の気持ちでした。
男のために犠牲になる女性が出てこないと言うだけでかなり観やすい。
あの時代に確かに善人なんていなかったのかもしれない、というか善人は這い上がれない時代。
歴史映画というよりかはコント映画。
首を探し求めていたのに首なんかいらないと叫び、本当に何が欲しかったのかなんて誰もが分からなかったのではないか。
騙し合うことこそ全てであまりにも滑稽。
そして加瀬亮の尾張弁はなぜあんなにもセクシーなのか?暴力性に魅力を感じてしまう感覚を奥底から引っ張り出された感じがしてザワザワしました。本能寺の変の美しさよ。