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タブロイド紙が映したドリアン・グレイのsyoのレビュー・感想・評価

3.8
めちゃくちゃ前衛的だー。
内容も結構メディアへの批判とか皮肉が込められててビックリした。ドイツ映画、特にこんな古い時代のはなかなか観る機会がないけど、本当に凄かった。これが40年前の作品なんて信じられない。
衣装とか舞台の近未来感はキューブリックの『時計じかけのオレンジ』を観ているような感覚になる。あんな感じの作品が好きな人はぜひ観てほしい。
30分近く流れる演劇のシーンは長くて寝そうだったけど、ラストはかなり展開が動くから観ていて面白かったし、鳥肌立った。とにかく凄い作品だった。
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