真魚八重子

パトリシア・ハイスミスに恋しての真魚八重子のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

あまりハイスミス本人に興味を持たずきてしまったのを後悔。大変面白い映画だった。
出身のテキサスでは同性愛者なんてとんでもない存在。当時はニューヨークでもレズバーの店の名前を外部の人に対して、口にしてはいけないくらい用心深くしていた差別の時代。
作家として売れっ子になっていくハイスミスが、持ち前の美貌もあってモテまくりだった話がもっと聞きたい。「女の子を落としまくりだった」って、ちょっと控えめなのにそんな行動が同居するのか…。

あと、『アル中女の肖像』の主演タベア・ブルーメンシャインと、恋愛関係にあったというのも、観た時期が重なったのもあってビックリ。何かハイスミスをもっと研究しないといけない気分になった。今年の残りはハイスミスを読もう。
真魚八重子

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