LEE

アサシン・クラブのLEEのレビュー・感想・評価

アサシン・クラブ(2023年製作の映画)
3.6
「フルスロットル」や「トランスポーターイグニション」などリメイクが多いカミーユドゥラマーレの監督作品
面白そうな雰囲気はある作品だった


600万ドルを巡って殺し屋同士のバトルロワイヤルが始まるのだが、その裏にはある陰謀が…というストーリー
結構ストーリーの軸はいいと思うんだけど、アクション少なめで会話劇多めだったり割と早めに黒幕が分かってしまうのもあって見ていて若干長く感じた
一番モヤっとしたのは最後で、アクション映画としての盛り上げ方の下手さにガッカリ
どうせならヒロインが殺し屋に狙われるのと主人公が警察?に襲われるのを同時進行で描いた方が緊迫感あったのにな…と思ってしまった
あと最後の究極の二択のオチの付け方も安易というか面白味が感じられなかったかなぁ


アクションはムラがある
全体的に面白そうな雰囲気はある
でも雰囲気だけで面白いまでいかないファイトといくつかあるのが残念
あと個性豊かな殺し屋とのバトルが見どころの筈なのに、戦わないヤツもいて勿体無いなと感じた
でも序盤のトンネルでの戦いとフォークとのバトルはややカメラの手ブレ感は気になったけど、動きもクリアで楽しく見れた


結構金もかかってるのに何故配信オンリーなんだろうと思ったけど、ちょっとその理由も分かった一本でした
ヘンリーゴールディングは中々いいアクション映画に出会えないな…
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