このレビューはネタバレを含みます
様々な地、時代の記憶が展開していく中で、音楽が寄り添っている
松村北斗も広瀬すずもその世界で生きている人としか見えなかった
そして主演のアイナジエンドは天性の表現者
歌、踊り、声、視線、何もかもに惹かれる
逸子はカルマから逃れられない中で、路花との時間だけは幸せだったと思う
血の滲んだ白いコートに青色の花束を持ちながら歩く姿は美しかった
逸子がひっかける男達の気持ち悪さがリアルだった
夏彦は贖罪を抱えながらも今をどうにか生きようとする姿が痛々しくも活力を感じられた
色んな感情にさせてくれる作品
見終わって残るのは切なさ
