デカマラ和尚

キリエのうたのデカマラ和尚のレビュー・感想・評価

キリエのうた(2023年製作の映画)
3.0
553
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素直に刺さらんかった。。長い。
リリィシュシュのような陰鬱な雰囲気を想像していたが、それに比べると弱い。

キリエを演じるアイナの、独創的で唯一無二のスタイルは役にピッタリだと思うが、歌声が正直聞き取りづらく全て同じような感じに聴こえた。粗品や武尊など嫌いではないが出演してると表舞台のイメージがつきすぎていてちょっと萎える。

時間軸がバラバラで描写されており、ストーリーもオムニバス形式で繋がってくるので見応えはあるものの、あまりにも説明不足なとこが目立つ。特にマオリから逸子への変わりようはちょっとでもいいから言及して欲しかった。

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東日本大震災のその後などの描写はよく見るが、最中の描写は割と見た事なかったので心がうっとなった。

母親や祖母のようにスナックで女を武器にしたくなくて上京したものの結局それに頼らざるを得ないという切なさ相まって気丈に振る舞う広瀬すずは良かった。
デカマラ和尚

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