都会の片隅に響く歌声はきっと何処までも片隅のまま。だが、それで良い。
3時間に及ぶ、言葉に出来ない人生。それはまだらであり、時に厄介。途方も無い感情の隙間に孤高の声が響き渡る。
心臓を抉る生き様…
映像だったり構成だったりが岩井俊二監督作品だなあて感じで個人的に良かった、見終わった後の余韻もここ最近の岩井監督作品よりもリリィシュシュとかスワロウテイルとかの時の感覚に近くて過去作品見直したくなっ…
>>続きを読むずっと映画館で観に行こうとして行けなかった作品。レンタル開始を待っていた作品。大好きな監督岩井俊二さん独特の色合いで豪華キャストがチョイ役ながらかなり出ていました。霜降り明星の粗品さんが出ていたのが…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
地震発生中の描写が抜かりなくて当時を思い出してしんどかった
大袈裟じゃなくほんとあれで
(2回目の揺れの時に床に叩きつけられて家具と家具の間でもう何も出来なかったこととか津波といわれても動けなかった…
なんと言ってもアイナ・ジ・エンドの歌声。これに尽きる。
やや緩慢に感じるストーリーも、時折挟まれる彼女の歌声が流れると締まって見えるのが不思議だ。
岩井監督の紡ぐ映像美にもマッチして、贅沢なPVのよ…
【アイナ・ジ・エンドの声】
元来、歌やメロディーというものは対個人に向かって放たれるものなのだ…そんなことを思いつつも売れるためにはポピュラリティーは絶対的に必要である。
ただポピュラリズム(大…
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