《忘れたい。忘れたくない。》
◎70点
監督・脚本・原作: 岩井俊二。
2010年~2013年、13年間の出逢いと別れ。
キリエの歌がつなぐ4人の物語。
冒頭は2023年。
ルカ(アーティスト…
"歌しか歌えない"キリエは、深夜、新宿の路上でギター片手に一人で歌っていた。彼女にとって歌だけが、居場所だった。飲み会帰りの逸子が彼女の側を通りかかる。「なんか歌って...」 運命に翻弄され、出会い…
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初めて岩井俊二さんの映画を観ました。
一言で言うと儚くて、苦しくて、でも美しい。
そんな作品でした。
2011年の大阪、2018年の帯広、2023年の東京、そして東日本大震災前後の石巻の4つの都…
2023年79本目。
岩井俊二脚本・監督の作品。
自身としては"リップヴァンウィンクルの花嫁"に続いて2本目。
広瀬すずの七変化、3時間の長尺、エモーショナルな撮り方、どれも特徴的でありながらす…
心地よく引き込まれて
178分ずっと心地よかった
「私、岩井俊二監督の映画すきたった」
と思い出した
この映画を観た時の心地よさ
こういう感じだったと
映画がすきな気持ちの原点かもしれないと
記憶…
アイナ・ジ・エンドの歌が聞けるなら、で観に行きました。
監督は岩井俊二、この人音楽と絡めるの好きなんだろうな。178分の超大作、いやぁ、3時間はなかなかだよ。
夜勤明けでしっかり寝ていたからか、…
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深夜の新宿
路上で座り込んでいるキリエ、
通りすがり歌をリクエストするイッコ
ここから出ていく為に
受験勉強を頑張る
高校時代のマオリ(イッコ)
言葉を紡ぐのは苦手だけど
歌を歌うことのできる
…
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鑑賞後、嘘偽りなく感じたことをメモに書き留めたので、そのままコピペしてます↓
岩井俊二の世界観にどっぷり浸かれる。
個人的に長尺の作品は敬遠しがちなのだが、本作は長く感じなかった。(飽きを感じさせ…
岩井俊二と聞いて。
アイナ・ジ・エンドをフィーチャーした音楽映画かと思いきや、そんな単純なものではなく、時系列が入り乱れた作家性の高い群像劇だった。上映時間約3時間。
歌のシーンはやはり多く、ストー…
Ⓒ2023 Kyrie Film Band