ちょっと自分には難しかった。
好きなシーンはたくさんあったし、最初見ているうちは年ベス入ると思ってた。
東京の街並みを眺めながら極上の音楽を聴いて贅沢な時間を味わっていると感じたし、平山がふとした瞬間に空を見上げたり、日々の生活の中でちょっとした幸せを見つけて丁寧に生きる事の心地よさも感じたし、無口でセリフが全然無いのに表情で語っている役所広司の凄さも感じた。
ただ、解釈を観てる側に委ねる部分も多く感じたし、この平山だからこそこの生活がある意味パーフェクトなのであって、この生活を自分がしたいか？と聞かれたらいやぁ？？？と思ってしまった。
ラストシーンの役所広司の表情が見せ場だったけど、どういう感情なのかどうしてああいう表情になったのかが純粋に謎で有識者に聞きたいと思った。
