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PERFECT DAYSのnamのレビュー・感想・評価

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
3.8
60代の「街の上で」。笑
東京という街の
ある一部で日常を過ごす男の話って意味で。

日常の非日常、
同じことの繰り返し
人から見たらつまらん日々も
くだらん習慣でも
一日として同じ日はない。
好きなものがずっと好きで
カセットも本もコンパクトフィルムも
銭湯もお酒とツマミも、馴染みの店と客と
ちょっとしたことに笑顔溢れる。
だからこそ不測の事態ってほどではないけど
日常が少し乱れると気持ちも乱れる。
普段吸わん煙草みたいな。

時生くん大好きやけど、20代前半みたいなキャラクターなんなんやろ。それなら20代前半の役者にチャンスを……とか途中邪念考えてしまったけど、姪とのシーンからよくわからん感情溢れた。もっと家族(妹)との確執の深掘りしてもよかったな。そしたらもっと平山さんに寄り添えた気がするけど。
とにかく役所広司よすぎたよ。
ヤクザも心優しいおっさんも前科持ちもなんでんやるのかよ。
深読みしすぎなのか、役所広司だからか、すばらしき世界の三上の部屋に似てたからか、平山さんも出所後なのかと。
やけに布団畳むしルーティンきっちりしてるし。そのへんの設定どうだったか調べよー。
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