名匠が撮った東京PR映画という感じは否めないけど、事前に賛否ある評判聞いて想定していたよりは一方的に美化されてなく、闇の部分も描いていて良かった。(木漏れ日がその象徴)
綺麗な渋谷のトイレから下町の居酒屋まで切り取りたいところを切り取って全体的にあざとさが気になるけど、日本人がパリとかニューヨークに行きたくなる観光映画に相当する作品と考えればありかな。
姪っ子と過ごし妹が訪ねてくるシークエンスが個人的にハイライトだったので、その後の三浦友和との会話とか現実感がなさすぎて萎えてしまった。
他人のカセット売りつけて自分の金にしようとする柄本時生も1人だけキャラクターが濃すぎて受け入れ難かったな。笑