今年の最後に見れてよかった。年末の締め映画館として最高の作品では？帰り道に挿入歌のプレイリスト即検索。
みんなが思うと思うけど、見てる間ずっと「足るを知る」ってこういうことか...と思いながら見た。晩ごはんをお腹いっぱい食べた後のレイトショー、眠くなるかと心配してたけど面白すぎて寝る暇なんかなかった。前半は時生以外ほぼ誰も喋らないのにこんな面白いことある？
こんなん何日分でも見ていられる。欲を言えば役所広司がなぜ今の生活を送るようになったのかの話を小説で読みたいと思った。実家は富豪なのかな、妹が富豪と結婚しただけなのかな。どうしてこう生きることにしたんだろう、なんでこの人は毎日をそんなに大切にできるんだろうか。映画なので綺麗に描かれすぎなのかもはしれないけど、その過程も知りたいと思った。
とても好きな映画だったけど、ただこんな良い人が、おそらくものすごい低賃金で真面目に働いているのに時には蔑んだ目で見られる社会で、映画館でこれを見ていい映画だったな〜と呑気に思ってることが恥ずかしくも思う。自分は無駄なものに囲まれすぎてる気がしてきたな...私はそれが好きだからいいんだけどさ...
