パーフェクト・デイなら2016年の『パターソン』だね。
ヴィム・ベンダースはまた異国の地で映画をつくったよ。凄いね。
自分が学生だった頃に学んだ建築家の人達、安藤忠雄、槇文彦、伊東豊雄がつくったトイレがでてきて、そのトイレを清掃する仕事をしている訳あり感の役所広司が主人公。
最後に役所広司が車を運転しながら、たくさんの感情が湧いてでてくるシーンをみて、
あー、この人も普通の人間だったんだ、っと
妙に安心しました。
そういえば、昔、はじめてパリを訪れた時、
用を足そうと公共のトイレに入りました。
受付があるとは知らずにその前を通り過ぎると
「ヘーイ、ムッシュー！」と
とても大きな、そしてとても低い声で呼び戻されました。
受付にはその声の持ち主の黒人のおばさんがいて、公共のトイレは有料だと教えてもらいました。そしてお金を払った思い出を妙に思い出しました。
とても低い声の黒人のおばさん、元気かな、
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