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PERFECT DAYSのSのネタバレレビュー・内容・結末

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

2024の1本目がこの映画で良かった

役所広司が演じる平山という東京のトイレ清掃員の日常をひたすら描く 特にストーリーはない

朝起きて布団畳んで本しまって、外に出て空見上げて、カセットテープで曲流して、トイレ掃除して、公園でサンドイッチ食って、銭湯行って、1人で飲んで、本を読んで寝る

なんかわからんけどすごくよく感じた

アナログやから?携帯とかの余計な情報が入らないからあんな生活ができる?

その正体は、瞬間を楽しもうとする"余裕"?どれだけ忙しなくても、または何も変わらない日々でも、

空を見上げて何かを感じ取る余裕
曲ごとに違う何かを感じ取る余裕
木漏れ日の美しさを感じ取る余裕

こんな毎日を送れたらと思うけど、まだまだ刺激も得て色んな経験をしたい。だからこそ、そこで蓄積した疲れをこういう生活・時間や瞬間、自分だけの世界で癒せるようにしたい。

どんな瞬間でも、空を見上げて何か感じ取れる余裕を持っておきたいと思った

こんどはこんど、今は今
何も変わらないことなんてない
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