清貧、木洩れ日
ヴィム・ヴェンダースの目に映る東京を観せてもらえたことに感謝しかない
自然な日本語台詞(急に飛び出す小津み以外)はどうやって書いてるのかなと思ったら脚本に日本の方が入ってた
ラストの長回しの表情が凄い
石川さゆりの歌声に泣いてしまった
(最初カウンターの中にいる時は誰か分からず、歌い始めて気付いた)
そして本当に一瞬なのに絶対に見間違えようのない研ナオコ
音楽、店、カメラ、フィルム、照明器具、自転車のカゴとチョイスがフルでお洒落なのにはそんな清貧おじさんはいないぞ落ち着け!になったけど
しかし渋谷区のトイレは今は本当に全部あんなに綺麗なのだろうか
付け睫を筆頭にそこかしこに貼り付いてる使用済コンタクトレンズ、プチプラコスメのパッケージゴミ、注射器、剥き出しの生理用品etc、それら全てが悪臭を放つ女の醜悪な部分の全て、みたいな光景が渋谷のトイレのイメージなのですが
(追記:上記イメージ刷新のためのプロジェクトとしてデザイナーを迎えて作られたのが本作で出てくるトイレ達らしい)
しょっぱなのBOSSは笑わせに来てたのかな?