今年の初映画館での鑑賞はこちら、昨年の公開から話題となっていたので見ました。 トイレ清掃員の役所広司がトイレ掃除するお仕事映画。
正月休みで水曜日だったのもあったのか、席はほぼ満席に近くて驚きました、ほとんどが年配の方でしたね。
古いフィルムの質感とマッチする東京の雰囲気ががたまりません、クラシックなのに東京にある妙に洒落た近代的なデザインのトイレもなんだかマッチしてしまう不思議。
役所広司は最初はちょっと役者オーラありすぎかなあと思っていたけど、だんだんと世界観にマッチするようになって、このオッサンがなんだか愛おしく見えてきた。 毎日のようにこなすルーティンをずっと見ていたいと思いました。
そして彼の過去はハッキリとは語られないが、家出してきた姪や妹なんかとのやりとりで、なんかいろいろあったんだろうなあと考えされられました、
将来への漠然とした不安がありながらモヤモヤと生きていますが、彼のような生き方を見てるとなんだか少しスッキリした気分になりました。
新年の頭にピッタリな作品でした。
ちなみに僕もBOSSのカフェオレ味を毎朝のように飲んでます。
