このレビューはネタバレを含みます
毎日起きてカーテンを開けて窓を開けて、空を見て微笑む。
私もやっている日常。
何かが起きなくても毎日美しいと思える。
世界が違う人の影と自分の影が重なる時もある。
何にもないなんてない。何かがあったのにないことになんてできない。
過去も未来もいつか。
今は今。
大丈夫、一人のようで一人ではない。
------
小さな映画館で働いている時、トイレ掃除とゴミ箱のゴミの仕分けが好きだった。
正確には好きになった。
これは、大人になって自宅以外のトイレを、できる限り綺麗にしようと思いながら掃除をしたことがある人しかわからないのではないか。
なんだか落ち着くし、綺麗に使ってほしいって気持ちよりも、利用する方に安心して使ってもらえますようにって気持ちになります。