このレビューはネタバレを含みます
必要最低限のもので、毎日のルーティンをこなしつつ、自分の好きなものも大切にしている人生。
憧れても、なかなかできることではない。
なにしろヴィムヴェンダースの映像と音楽がカッコ良すぎる。
最後の長回しの役所さんが圧巻
個人的には、古本屋の店主の、作家に対する絶妙なコメントがツボだった
絶望的なルーティンの中に「にやり」があるのが人生なのかな…
・主人公の好きなもの
影
木
木漏れ日
お風呂
行きつけの飲み屋
自転車
フィルムカメラ
カセット
本
姪っ子
・印象に残った映像
スカイツリーと東京の下町
東京の公衆トイレのデザイン性
・パトリシア・ハイスミス 「11の物語」
幸田文 「木」