なんか苦手意識あって観てなかったので地味に初ヴィム・ヴェンダース作品鑑賞。
意外ととっつきづらさは無くて、勝手に想像してたよりは相当観やすかった。
いろんなオシャレなトイレも見れるのでトイレ巡り映画としても興味深い。
自分の中に確固たる世界があって、そこに宿る微細な変化や美しさを掬い取ることで豊かに過ごすことができる。
アスペクト比がスタンダードサイズなのもあって、狭い中にみっちりと詰まっている感じが平川さんの世界であり、日本の街並みともよく合ってるなあ、と思った。
こういうタイプの暮らし方をしていて、自分のペースを乱されることもある程度なら楽しめる、てすごいなあ…
姪っ子と過ごすシークエンスを観て、自分にも確固たる世界観がある(ように見えた)おじがいて、良くしてもらってたなあ、ということをぼんやりと思い出して、
それだけで観てよかったなあ、と思えた。
