このレビューはネタバレを含みます
セリフが少ないんやけど、そのおかげで日常の小さなことを小さく?丁寧に?楽しんで生きている平山さんを覗き見してるように感じる映画。
平山さんは人を大事にする優しい人ではあるんだろうけど、決して聖人君子とかでは無くて、イラつきもするし悲しみもする。そこがすごく人間らしいくて好きでした。無理にストーリーを立てようとせず、要素要素に出てくる人達と、その人達にみせる感情から、これまでの人生色々あったのかなっていう推測で終わるのが凄く好きなところでした。
セリフが少ない分、映像と音楽の存在感が素晴らしかった。あと登場人物がみんな魅力的!! 広告通り、「こうやって生きてみたい」と思うような映画でした。訳もなく大号泣してたけど、あれはなんの涙やったんやろ。