このレビューはネタバレを含みます
毎日毎日同じような日々を繰り返しているように見えても、少しずつ違ったものを楽しんでいれば、素晴らしい日々を送ることができる。他人と比べたり、他人に言われて変えることではない。一瞬一瞬の毎日を楽しもう。しかし、主人公は本当にそんな日々を楽しんでいたのだろうか。楽しいと思い込もうとしてただけではないか。本当は他人の幸せの形を真似したいと思っていても、しかし自分の選んだ道が正解なのだと証明するために、躍起になっていたようにも見えた。人生など、自分が楽しかったらそれでいいのだ。