このレビューはネタバレを含みます
ヴィム・ヴェンダースが見た今の東京を観れるというだけでありがたすぎるのかもしれないけれど、とにかくヒラヤマが妖精すぎて全く入ってこない。
そしてこんな生活でやたらと女が通り過ぎていくの本当に違和感でおじさんの妄想すぎると思ってしまった。20くらいの子がほっぺにキスするわけないだろ。
石川さゆりが若い男にキスされたり若い甥っ子の着替えにきゃってなってる映画は作られないのに、、
西村賢太のようになるしかなかった中卒日雇い労働者じゃなくてあえて選んでこういう生活をしてるんですよって感じも。
日々の繰り返しという意味では、作り込まれたジャンヌディエルマン〜の方がよほど私にとってはリアルだった
広告代理店の中抜きや政府との癒着でしわ寄せされるのはこういう人々だと思うので、それを使ってデカい映画作ってることについても色々と、、高みの見物感がすごい
曲は全部好きだったのでこんなんずりーよ、って感じでした。
トレインスポッティングではODで運ばれる時の歌がなんかいい感じに使われているの笑ってしまった
