尊い。全てが。
日常生活において、
誰にも共感してもらえないし、
わざわざ口に出すことでもない、
明日には忘れてしまいそうな些細な瞬間、
木漏れ日の美しさや道端の雑草など諸行無常の喜びが、ぎゅうぎゅうに詰まっていた。
こんなことされたら困るな。
ヴィム・ヴェンダース。
企画意図を一晩かけてシラフで読み耽りたいな。
一歩一歩、日々は続くな。
自分だけの世界を大切にしたい、と思わせてくれた。
もうそれだけで僕の今後の人生すべてを変えてくれたとも言える。
(※個人的に「トレインスポッティング」で惚れて聴き込んでいたルーリードの「パーフェクトデイズ」が映画のテーマになるとは。それだけで泣きそうだった)
