このレビューはネタバレを含みます
まとまらないけど、とりあえず。
これぞ清貧と言うのかしら?
欠けることも余ることもない毎日の生活。
毎朝ドアを開けて空を見上げて少し微笑む姿にまた「今日」を迎えられる感謝が溢れているように思えました。
すべてをありのままに肯定する姿勢は、(仕事に対しても人に対しても)潔さと美しさを感じました。
過去が垣間見えるけど、それをも踏まえて選んだ彼の生き方。
なんて豊かな人生を歩んでいる人なんだろう!
欲にまみれている我が身を恥る、なんだかそんな作品でしたね〜
「こんどはこんど、今は今」
そう、、この今を大事に丁寧生きること。
コンクリート砂漠TOKYOだけど平山さんは違う世界に住んでいる。木漏れ日のある豊かな世界。
幸田文の『木』を読みたくなる、ハイスミスの『すっぽん』読みたくなる。
そして音楽と情景のマッチ感が凄い。
キャスティングも完璧👌
フィクションをドキュメントの方法で追うか、なるほど。
無言で語る役所広司がすごい
田中泯はやはり期待に応えてくれる。(大好きなのw)
フライヤーもすごくいいです!
購入すべし!(1100円もするけど💦)