このレビューはネタバレを含みます
映画館で鑑賞。
トイレ清掃員の日常を生活音ベースで描いた作品。ほぼ一対一の画面構図の中に、青、木漏れ日、カセット音楽が際立つ。
決して裕福とはいえない一人暮らし。決して楽ではないトイレ清掃員と仕事。その中に自分が大切にしている日々の楽しみを見出し、いい意味で淡々と生きる男性。個人的に駅構内の居酒屋のシーンが好き。どんな時でも外に帰る場所があるのは、憧れ。
無口ながらぶれない芯。清掃の仕事に誇りを持ち、徹底して行う姿勢。
Feeling Goodの曲とともに表情を切り取ったラストシーン。朝、仕事に向かう男性は晴れやかで、新鮮な気持ちで、いつもと変わらない日常へ歩み出す。
メモ
10のうちの8くらいは、無音。
ときどき気になる飲酒運転。路上駐車、